2016.1.13 ロボットタクシー、運行開始!
2016年の幕開けとともに自動運転タクシーの運行が
神奈川県藤沢市で開始されます。
この自動運転タクシーは、内閣府、神奈川県、そして
運行会社となるロボットタクシー(DeNAとZMPが共同で設立した合併会社)の
取り組みによるもので、藤沢市の公道上で一般の利用者を乗せて走行するのです。
これまで、国内外の自動車メーカーやIT企業などが
公道上で自動運転による無人走行に向けた実験をたびたび行ってきていますが、
一般の利用者が乗車できる形で実施されるのは世界でも珍しいという。
利用者はモニターとして選ばれた50名ほどの周辺住民で、
自宅と近辺にある大手スーパーとの往復ルート約3キロほどの公道を走行予定。
実験期間は2週間、車種はトヨタ自動車の
「エスティマ ハイブリッド」をベースに改造を加えたものを採用し、
運転席には運転手が付き、実験担当者も乗車。
安全確保や緊急時の対処を行う体制も整えているようです。
神奈川県は2014年 国家戦略特別区域に指定されており、
この自動運転タクシーの実証実験も
国家戦略特区プロジェクトのひとつ。
目標とする無人の完全自動運転の実現に向けて着実に段階を進めている、
そんな感じがひしひしと伝わってきます。
<参考>
●2015年10月1日発表 CarWatchニュース
「ロボットタクシー、2016年から神奈川県藤沢市で公道実証実験を実施」
・ロボットタクシー、2016年から神奈川県藤沢市で・・・